島田内科クリニック

院長インタビュー

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愛情を持って努力します。
最善を尽くします。

島田内科クリニック院長 島田 弘英

人を助けるという仕事にすごく魅力を感じていた

−なぜ医者になろうと思ったのですか?きっかけなど教えてください。

実は中学時代は弁護士とか宇宙工学や物理学の学者になりたかったんです。高校の時に、同じクラスに医学部を目指している友人がいたこともあり、その影響でいつのまにか僕も「医学部に行こうかな」って変わったんですよ。なので「なぜ」と聞かれると、明確には分からない…。でも人を助けるという仕事にすごく魅力を感じていたのは確かです。

−ではなぜ最初は弁護士や物理学者や宇宙工学者になりたかったんでしょうか?

それはテレビが影響しています。昔、アメリカの弁護士の「ペリーメイスン」というドラマがあり、主人公のどんなに不利な状況でも弱者のために誠実に闘う姿がかっこよくて影響を受けました。でも考えてみれば弁護士という仕事は、依頼によっては悪い人を助けなくてはいけない場合もあるし、民事事件のように損得がらみで戦わなければいけないこともあるので、「ちょっと僕には合わないな」というのがあったんです…。宇宙工学は、小学生の時に、アポロ計画の「月面着陸」をテレビで見た時にすごく感動して、憧れたんです。

−なぜ内科を選ばれたんですか?

今僕は循環器が専門なんですが、医学部に入った時は「循環器をやろう」という気はなく、どちらかというと病理学とか法医学とかの基礎や社会医学の方に興味があったんです。ところが臨床実習が始まり色々勉強していくうちにだんだんと、循環器、内科というのに気持ちがシフトしていったんですね。やっぱり「全身を診たい」と。
最初の頃は聴診器で聞いていても、全く分からないんです。「これがI音、これがII音、III音、IV音」って言われても…。心雑音さえ分かりにくい。でも、経験を積むうちにだんだん心臓の音、病的な音とかが分かってくるようになる。心臓の聴診だけでも「これはこうだね」って。そういうことがとても魅力的で面白いと思ったんです。

経験を生かした診断方法というのは、今でも十分通用する

−「全身を診たい」というのはやはり、部分だけを診てどうこうというのはちょっと納得できない、みたいなところなんでしょうか…。

最終的に「この病気はこれだ」と診断するまでに、あらゆる可能性を考えなければならない。一つだけではなく他のことはないのかと…。

−ずいぶん前にNHKでそういう番組をやっていました!若い研修医が3人いて、教授みたいな偉い人がいて、「こういう症状の患者さんがいます。君達はこれをどう診断しますか?」と聞く。すると全員答えることが違うんですよね。

そうなんですよ。そういう鑑別診断をいくつもいくつも挙げて、頭の中で考えて組み立てていく。なぜその病気だと考えるのか、その根拠を言う。根拠の前に、自分の憶測だけではなく、元になるものをどこから持ってくるのか…。いわゆるペーパー、論文とかも見て、エビデンスを出しながら説明する。それは今も昔も同じだと思うんですけど、そういうトレーニングを受けることが大事なんですよね。

信州大学の僕がいた科は、循環器だけではなく神経内科との二本柱で、だから僕は循環器内科を志して入ったんですが、半分は神経内科も学びました。今でこそMRIとかCTの検査を多用していますが、昔はMRIとかCTは少ない時代で、ハンマーやハケなどで膝や肘、腱を叩いて反射を見て「ここの感覚は分かりますか?」って聞いたり、目にライトを当てて、目の動きを見たりしながらやっていました。

今のような画像診断一発みたいな、AIを使うのではなく、本当に一つ一つ手探りでね。私にはこれはこれで面白くて。今だとすぐにCTへ、となってしまうと思うんですが、そういう前述のような経験を生かした診断方法というのは、今でも十分通用すると思ってるんです。
まずは機械を使わずに、ハンマーとハケとライトだけで診断し、最終的にはMRIとかCTで合わせて間違いないかを確認する、というやり方がいいと思いますね。

−MRIにしてもCTにしても、マンモグラフィーにしても、先生によって、見るスキル、センスが試される、ということを聞いたことがあります。

そうです。放射線科医とダブルで見て判断して、見落としが無いようにしているし、マンモグラフィーにしても2人で見て判断。やはり1人で見ると見落としが出てくることもあるので。ただ画像診断に関しては、今はまだ人間の方が上ですけど、近い将来AIが発達して、コンピューターの方が信頼される時代が来るかもしれない。それでもやはり目で見て、手で触って、ハンマーで叩いて、聴診器で聞いて、というような診察は基本中の基本ですし、僕は続けていきたい。実際、今、医者をやっていく上ですごく役立っているんです。

「寝たきり」を作らず、健康寿命を延ばしていけるような治療を

−今の仕事の魅力、やりがいはどういったところでしょうか?

大学病院は、生きるか死ぬかの状態で患者さんが来ますよね。その患者さんが元気になって「じゃあ先生また」と言って帰る。そういう場合はとても嬉しい。でも逆に、来院した時点で「これはもう助けられない」というような患者さんも、いやというほどみます。「どうしてここまでほっといたんだろう」っていう…。

そういう意味ではクリニックは、そんなことが無いように、普段の生活の中で患者さんと向き合い、診ることができますので、そこが魅力であり、やりがいですよね。

クリニックとして大事だと思っているのは、やっぱり「寝たきり」を作らないこと。普段から、できるだけ健康寿命を延ばしていけるような治療をしていく。普段診ている患者さんの変化に「あれ、おかしいな」って気づいてあげることがすごく大事だと思うんです。

−かかりつけ医という感じですよね?

そうですね。もちろん本当に具合が悪くなって入院する時は大病院にお願いするしかない。入院して治療する。でも患者さんって、できれば長年住み慣れた自宅にいたいわけですよ。入院してしまうと、とくにこの地区は高齢者が多いので「認知症」が進行してしまうんです。だから、できるだけ入院を避けるために、前々から、日頃から、そうならないような治療をしていきたい。ガンとか入院せざるを得ない病気は別ですが、肺炎や心不全などは、悪化しないように「可能な限り外来で治療していく」というスタンスで、開業医をやっているわけです。

治療できる病気はうちの外来で治療するし、無理な時は病院にお願いして、連携を取ってやっていく形ですね。

大きな病院って、白い部屋に白い天井、白色の電気がずーっと点いてて、日常空間との乖離が大きいので、しっかりした方でも病院に長期入院していると、もう今日が何日なのかが曖昧になってしまうんです。それがきっかけで認知症が進んでしまう。家に帰ってくるとある程度は回復するけど、元通りまではいかないケースが多いので、僕はできるだけ入院が長期にわたることを避けたいと思っているんです。とくに高齢の患者さんは。

−本当にそうですね。これからもっと我々の親世代が高齢になっていきますので。

うちの患者さんって、100歳以上もいるんですよ。100歳を越えてくると、いつ亡くなってしまうかが分からないんです。「昨日まで元気だったのに」って。例えば今朝、患者さんから電話がかかってきて「息をしていないみたいなんだけど」って。そこで慌てて救急車を呼んで病院に行ってしまうと、警察官の検死になってしまう…。

本当はそういう時には、私たちが長年診ている患者さんなので、どういう病気なのかも熟知しているので、患者さんのお宅に行って、最期の診察をさせて頂き、私が看取るというのがいいのですが…。

ここの地区は田舎で90歳過ぎても畑で働いている方が多い。一見元気なんだけど、具合が悪くなると逆にもろいのが高齢者。で、本人が元気そうにしているので、実は悪くなっていることに家族が気づかないことが多い。だから「疲れやすいとか、少し食欲が落ちてきたら人間の歳っていうことを考えていかないといけないからね」ということを、患者さんの家族と話して…。そういう話をしながら、少しずつ患者さんの身体が衰えてくるという過程を理解してもらう。

−そういうコミュニケーションも大事ですよね。

大事です。これを一歩間違うと、患者さんの家族との信頼関係が得られなくなってしまう。やはり患者さんの家族と正直に「こういう病状で、これは難しいかもしれない」、難しいということをちゃんと説得して納得してくれるまで説明してあげる。

本人も家族も納得するような、看取りはまだまだ難しいテーマ

−さっきおっしゃった、昨日まで元気だったのに、今朝になったら息をしていないということだって、普段からコミュニケーションがなければ「先生が何か間違ったことやったんじゃないか?」と疑われたりしますよね。

そうです。だからちゃんと診ていて、「そろそろ危ないな」という時には家族と話す。そうすると、やっぱり1週間、2週間で亡くなってしまう。状況にもよりますが、その時には「本人が苦しんでいなければ、お家で看てあげましょう」と話しておく。苦しんでいれば病院に連れて行かないといけないんですけど。もう寝ているような状態になってくるので、「お家で看てあげよう」となった時に、お家で看取ることができる家族が3割くらい。7割くらいは「やっぱり病院へ」という形です。

この前、一人の患者さんが94、5歳で、心不全で肺に水が溜まってきてしまって…。ずっと心房細動とか慢性心不全で診てきた方なので、お薬を使ってもなかなかよくなってくれない。で、ご家族と入院させるかどうかと話した時に、本人が「入院は絶対嫌だ」と。「家に置いてくろ」と。実際に肺に水が溜まってきて、呼吸が苦しくなるかなと思ったんですけど、本人が大丈夫ということで、その方はお家で最期をみることができました。本当にすごい方で、最後亡くなる前にトイレを済ませて、「ちょっと喉が渇いたから水をくれや」ということで、息子さんに抱えられて水を飲んでいるうちに息が止まったんです。僕もすぐ呼ばれて行ったら、呼吸も心肺も停止しているんですけど、まだ体は温かくて…。本人は最後まで苦しいとも言わずに、最後もトイレに行って、息子さんに手伝ってもらいながら「お前に悪いな。悪いな」と言って…。最期は自分の布団の上で息子さんに抱きかかえられているうちに息が止まった。

−死に方としては理想ですね。

そうだと思います。もし入院させていたら、今の時期(コロナ禍)ですから家族も死ぬまで会えないことになる。そうなってしまうと人生の最期が本当に残念なことになってしまうので、もし自宅で看取ることができるなら家族も本人も一番望む形なのかなと思うんですよね。

−死に方って最後の生き方みたいなところがありますよね。

そうですね。

−大事ですよね。

死に方が一番難しい。

−息をしていなかったら動揺して救急車を呼んでしまいますもんね。そうすると先生も手が届かないですよね?「こっちによこしてください」って言えないですね。

前に一回ありました。高齢で老衰になっていて「そろそろ危ない。看取りに行くから連絡してね」と言ってあったんですが、いざとなると救急車を呼んでしまって…。病院に行ったけど、心臓は止まっていて動かなくて。でも病院に着いて呼吸が止まっていると、治療ではなくて警察が来てしまうんです。普段はその病院は診ていないので、救急車からおろされて心臓が止まっていたとなると、警察に一応連絡して検死が始まってしまう。
そうなると本人もかわいそうなんですよ。そこで丸裸にされて、写真から何から、いろいろ撮られて…。

−ご家族は事前にそこまで想像していないんですよね。

そうなるとは思っていない。「もしかしたら何とかなる」という期待があると思うんですけどね。本人が苦しんでいれば、救急車で運んであげるのがベストなんですが、本人が苦しんでいなくて、寝ているかもしれないし、心臓が止まっているのかもしれない時に救急車で知らない救急病院に連れていかれると、検死ということにもなってしまう。もちろん患者さんの家族には、そういうことを事前にお伝えはしているんですがね。

−でもご家族は「救急病院に行けば、まだ息を吹き返すかも」と淡い期待もあるかもしれない。

それはあると思います。「病院に行けば、もしかしたら助かるかもしれない」って。でも十中八九老衰で自然に息が止まってしまった方は、実は病院も困ってしまう。
僕も病院にいたので分かるんです。ご家族に「何とかしてくれ」と言われて、心臓マッサージとか人工呼吸をして、息を吹き返しちゃうと今度は止めることはできないんです。気管内挿管をして人工呼吸器を付けちゃうと、今度は止めたら殺人になってしまうので…。頭は死んでいるけど、呼吸は再開して、心臓も薬で何とか動いているという状態にはできるんです。でも本人はもう目を覚まさない。でも実際に運ばれてきて、「何とかして」と言われて、家族が大騒ぎしちゃうとやらざるを得なくなってしまう。やったところで数日間延命できるかくらいです。
それが本当に本人にとって、最期の死に方としてはいいのかどうかは難しいですね。これはいろんな意見があるので一概にはなんとも言えないんですけど。
本人も家族も納得するような死に方、看取りはまだまだ難しいテーマです。

愛情を持って接すれば、ほとんどの場合伝わると思う

−事前のアンケートに「大学病院や総合病院ではずっと患者さんを抱えるのではなくて、治療が終わったら、多くは普段かかりつけの先生に見てもらう。もしくは患者さんの近くの先生にまた診てもらう」と書いてありましたが、やっぱりクリニックが一生の付き合いになるということですよね?

そうですね。一旦診始めるとうちもそうですけど、10年以上診ていく。いわゆる大病院の勤務医が患者さんと向き合う時間と開業医が患者さんと向き合う時間を比べると、開業医が向き合う時間は非常に長いんですよね。

−内科医を目指した当初、そういう一生の付き合いになることは想定していましたか?

していないですよね。

−想定はしていなかったけどもそういうところが本当によかったなという想いでしょうか。

それはあります。もう1つは一家全員を診ちゃう。おじいちゃんやおばあちゃんだけでなく、その息子さん家族、一家全員を診ているというケースが多い。一家とか親戚一同とかね。患者さんによく言われるのが「先生頼むね。うちは一族診てもらっているからさ」というふうに言われると、こちらも「身を引き締めてちゃんと看ていかないと」と思います。

−先生の座右の銘「愛情と努力」という言葉はそういう背景から出てきたのでしょうか。

患者さんへの愛情だけではダメで、日々努力をして、診ていかないといけません。人の命を預かっているということですよね。一旦始めた以上途中でやめることはできません。患者さんから「ありがとう」という言葉をいただくと、これは一生をかけて肝を据えてやっていかないといけない、そういう気持ちになりますよね。

−もう一つ先生の好きな言葉に「いつでも現在が最高の幸せなんだ」ということを書いていただきましたが、これは誰かの言葉ですか?

「愛情と努力」は自分で選んだ言葉ですが「現在が最高の幸せなんだ」という言葉は、昔の弁護士で菅野勘助という人がいたんですけど、その方の言葉ですね。

−それにしても日本語には沢山いい言葉がある中で、この「愛情」って言葉、いいですよね。でも世の中にはいろんな人がいるので誰にでも愛情は持てないこともあるかと思うのですが…。

でもどんな患者さんであっても愛情を持って接しないと、信頼してくれないからね。

−もう仙人様の領域ですね。

大したことではありません。愛情を持って接すれば、ほとんどの場合伝わると思います。もちろんダメな患者さんも稀にいらっしゃいますが。

−そういう時はどうするんですか?

それでも愛情を持って努力します。最善を尽くしますよ。

仕事に毎日来ていただいていること自体リスペクト

−では次の質問です。仲間との間で大事にしていることは何でしょうか?

医者同士の間では「協調と信頼」です。患者さんを紹介する上で、信頼できないと、その方が診察して検査してきたことを信用できなくなってしまうし。紹介する以上、その先生を信頼して紹介するし、信頼できる先生だから紹介するので。

−−従業員さんや院内での仲間に関しても同じような感じでしょうか?

そうですね。協調性は大事ですね。あとは全員女性のスタッフなので、ベタベタしない。「距離感」も大事。それはとくに気をつけていきたいと思っています。和気あいあいでありながらも、節度を大切にという感じですかね。

−「距離感」の他に女性ばかりの職場で上手くやるコツってありますか?

やはり「リスペクト」ですかね。

−すごいですね。「信頼関係」にプラスして「リスペクト」。それは心からリスペクトしないと表れないと思うんですが、どんな部分をリスペクトするんですか?

仕事に毎日来ていただいていること自体リスペクトです。こちらは山の中なので、雪とか天候に非常に左右される。それでも休まずに事故も無く来ていただいている。嫌な顔一つせずに。そういうことに対して尊敬の念はあります。

あとは、女性ならではのコミュニケーション能力の高さには感心します。スタッフは多くの患者さんから見て、お孫さんか嫁さんくらいの歳に当たるんですが、患者さんに対する接し方も、患者さんによっていい意味で絶妙に話し方を変えているんです。患者さんそれぞれに合った話し方で接してくれている。見ていて感服しますよ。そういう点では、いいスタッフに恵まれていると思います。

−デキる女性のスタッフに支えられながら、先生も伸び伸びと診療にあたっていると。

僕一人では何もできないですからね。周りと一緒にやることで成り立つので、やはりスタッフがしっかりしているということが、クリニックにとって大事なことですね。
また、スタッフだけでなく、薬の処方に携わる薬局、日々の検査をお願いしている検査会社、電子カルテ会社、医薬品卸会社、医療機材のサプライ会社、建物のメンテナンスしてもらう建築会社などの沢山の人々に支えられているな、といつも感じています。

「高齢者が元気に仕事をできる地域」づくりに尽力していきたい

−次の質問です。状況が変化しても、死んでも絶対に変えたくないポリシーは?

大げさなことは無いんですが「患者さんを助けることから逃げない」、その気持ちだけです。
つまり、現実的に言えば、実際に今は検査もAIの力でやっている。手術も、心臓にしてもお腹にしても、実際に開腹、切るのではなくて小さい穴を開けて手術をするロボット手術。僕の専門である心臓のカテーテル治療というのも、実際には手でやっているわけですけど、カテーテルの中にワイヤーを通して治療するというようになりつつあるんです。そうするとAIを駆使して人間は手を出さずに病変をAIが決めて「ここだ」とするように、手術も機械が全部やってしまうような時代が来るんじゃないかと思います。外科医を凌駕するような…。

でもそういう時代が来ても、私たち医者は皮膚から顔から全身を見て、最先端技術も利用しながら、判断して最終診断を下して、ちゃんと患者を診ていかなければいけないと思います。

実際今既に、お医者さんによっては検査したデータをコンピューターで見ながら説明して、「はい。それではこういう薬を出しておきますね」で終わることもあるんですね。パソコン画面で血液検査のデータ、いろんな腫瘍マーカーのデータ、あとはCTを見るだけで実際に胸の音を聴くでも、お腹を診るでもなく、そのまま帰されるという…。
そういう医者になってはダメだよ、ということです。患者さんから話を聞いて、実際に患者さんを診察して、その上で最終的にデータを見ながら、どこが悪いかを診断するのが医者であるべきです。

−先生が愛情を持ってコミュニケーションを取ることによって、患者さんは安心できますからね。

AIが発達すればするほどコミュニケーションが大事になってくると思います。

−先生の嫌いな人、許せない言動を教えてください。

常識がないというか、自分本位でわがままな言動を繰り返す人は困りますね。自分のことばっかり考えて、周りの状況を見ない。空気を読まない(笑)ある程度常識を持って行動して欲しいです。

−先生は優しいから、ちょっとはわがまま聞いちゃうんじゃないですか?

そうですね。患者さんが家に帰ってから「今日は先生に話もできたし、ああよかった。」ってホッとしてもらいたいですから(笑)

−島田内科クリニックがあることによって、どんな地域になっていくと思いますか?

「高齢者が元気に仕事をできる地域」、そういう地域づくりに尽力していきます。

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